公文式教室へ入会後、簡単な内容からスタートする理由をご紹介します。
「ちょうどの学習」とは?
公文式教室では、入会前に「学力診断テスト」を行い、ほとんどの場合は「やさしい、かんたん」と思う段階の教材から学習をスタートします。
それは「できる」「できた」の連続で、お子さまのやる気がふくらみ、作業力や集中力を高まっていくことを目指しているからです。
子どもが勉強嫌いになるのは、自分の力にちょうどのことが与えられていない場合が多いです。
ちょうどのことが与えられると、子どもたちは喜んで勉強します。公文式教室では、一人ひとりのお子さまを観察し、「ちょうどの学習」ができるように指導しています。
大切なのは、楽しみながら学習をスタートすること
学習を始めて、おもしろい、楽しいと感じるのは、「自分で学んでいける」ことに気づけたときです。
そばに誰かがつきっきりになるのではなく、自分で気づき、自分で学べる…、そんな「自習できる教材」が学習効果をあげるということが、たくさんの事例からわかってきました。
また、「今日はこれだけやったら終わり」「今月中に次の教材に進みたい!」などと明確な目標を立てることで、お子さま自身が「やらされ」ではなく、楽しみながら学習することができます。
お子さまが楽しく学習できるよう、ご家庭でも認め・ほめ・励ましてあげてください。
「自分でできる!」という喜びが「自学自習」につながる
がんばったとき、集中してできたとき、100点がとれたとき、一人で訂正できたときなど「自分でできた」という喜びが、お子さまの「自己肯定感」につながります。
教室で指導者はその行動や努力を認め、ほめ、励まします。こうした積み重ねで養われる、やればできるという自己肯定感がさらに次へ進む原動力となります。