【8月25日号】大野(松山)直子さんコラム「KUMONの英語学習の楽しいところ」~Vol.12~

J1以降の教材解説書「松山直子の英語教材解説」著者の松山(大野)直子さんより、「KUMONの英語学習の楽しいところ」について語っていただきます!

同じ寮で暮らしていたメキシコ出身のスペイン語の先生。また会いたいな♪

言語を学ぶのは何のため?

8月下旬からアメリカの大学の授業が始まりました。日本にいる私は真夜中に「おはようございます!」と、朝を迎えたアメリカの学生さんたちにZoomであいさつします。たまに、我が家の晩ご飯のおかず(の残り物ですが)を「日本の晩ご飯はこんなのです」と見せます。私が子どものころ、言語の教室がこんな風になるとは想像もしませんでした。

今後、世界はもっと狭くなっていくのでしょう。もちろん技術の発達で、高性能な翻訳のできるAIが発達し、外国の言葉を学ばなくても済むようになるのかもしれません。でも、どうなんだろう。仕事の連絡なら高性能な翻訳のできるAIを使うのでいいかもしれませんが、大学のカフェテリアで友達とおしゃべりするときや、好きになった人に自分の気持ちを伝えるときも翻訳機越しで伝えたいのだろうか…という気が、私はします。自分の言葉で気持ちを伝えたいし、好きな人たちの話す言葉も知りたい。その人たちの好きな本も読みたい。そのことを通して、その人たちをもっと知る事につながるし、自分とは違う考えかたに触れられるからです。

言語を学ぶ楽しさや、そこから得られる世界の広がりを、今KUMONの英語を学んでいる皆さんにもいっぱい味わってもらいたいです。そして、世界で起こっているいろいろな問題を、世界中の皆さんで、協力して解決して、素晴らしい地球を作っていただけたらいいなと思います。私も地球のどこかで、ひそかにがんばります!

3か月間、私の連載にお付き合いいただき、ありがとうございました!たくさん応援のお言葉をいただき、執筆することができました。この場を借りて御礼申し上げます。

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