小学3年生では内容を把握し、理解する力をつける学習になっていきます。この記事では、小学3年生の国語を学習する際のポイントをご紹介します。
夏休み家庭学習のポイント
読解力向上の夏
学校では、文章の要点を正しく理解しながら読み取る学習が中心になります。これまでよりも、登場人物の心情や筆者の主張がより多様な物語や説明文が登場し、内容を細部まで把握することが求められます。
KUMONのCⅠ教材では、「話し手の気持ちや考え」などの学習を通じて、表現の違いや登場人物の細かい心情の変化に着目して読む力を高めます。また、CⅡ教材の「メモ」「5W1H」「質問と応答」の学習では、文章中の諸要素を的確に把握する読解力と、質問に対応した解答文を作成する構文力を身につけます。
また、3年生では漢字の学習がぐっと難しくなります。KUMONの教材では、文章の中で漢字を読み、その意味も意識しながら書く練習を段階的に行っていきますので、無理なく学習できます。
読書の世界へ
夏休みはいろいろな本に出合う絶好の機会!
「くもんのすいせん図書」から3冊をご紹介します。本を選ぶ際にお役立てください。
★ 文化の違いを知ろう!
『手で食べる?』 森枝卓士 福音館書店
違いを知るっておもしろい!食べ方をとおしていろいろな国を知ることができます。
※「くもんのすいせん図書」C-39
★ 民話の世界へようこそ!
『王さまと九人のきょうだい』 君島久子・訳/赤羽末吉・絵 岩波書店
中国の少数民族の話を基にした絵本。九人のきょうだいの能力におどろき!
※「くもんのすいせん図書」C-6
★ 記録絵本で学ぼう!
『ひろしまのピカ』 丸木俊 小峰書店
8月6日は、広島に原子爆弾が投下された日。記録絵本で学んでみませんか。
※「くもんのすいせん図書」C-18
学校の主な学習内容
1.読むこと
・段落相互の関係に着目しながら読む。
・登場人物の行動や気持ちをとらえながら読む。
・いろいろな読み物に興味をもち、幅広く読書する。
2.話す・聞く・書くこと
・話の中心に気をつけて聞く。
・相手や目的に応じて、経験した事や想像したことなどについて、段落相互の関係を考えて書く。
3.言語
・小3配当漢字(200字)の読みと、大体の書き。
・小2配当漢字(160字)の書き。
・ローマ字の読み書き。
参考)学年別配当漢字〈全1026字〉
小1:80字 / 小2:160字 / 小3:200字 / 小4:202字 / 小5:193字 / 小6:191字
参考:小学校学習指導要領
※国語の学習指導要領は2学年ごとの表記になっています。
学習指導要領では、上記の事項を指導する言語活動として、以下のような例を挙げています。
1.話すこと・聞くこと
・説明や報告など調べたことを話したり、それらを聞いたりする活動。
・質問するなどして情報を集めたり、それらを発表したりする活動。
・互いの考えを伝えるなどして、グループや学級全体で話し合う活動。
2.書くこと
・調べたことをまとめて報告するなど、事実やそれを基に考えたことを書く活動。
・行事の案内やお礼の文章を書くなど、伝えたいことを手紙に書く活動。
・詩や物語をつくるなど、感じたことや想像したことを書く活動。
3.読むこと
・記録や報告などの文章を読み、文章の一部を引用して、分かったことや考えたことを説明したり、意見を述べたりする活動。
・詩や物語などを読み、内容を説明したり、考えたことなどを伝え合ったりする活動。
・学校図書館などを利用し、事典や図鑑などから情報を得て、分かったことなどをまとめて説明する活動。
夏休みは学力を高めるチャンス!毎日の目標枚数を決めましょう。
また、1日の中でいつKUMONを学習するか(KUMONタイム)を決めると、目標を達成しやすいですよ。
楽しく学習記録ができる「くもん さっぷりん」もおすすめです!
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お子さまの学習習慣やモチベーションアップにお役立てください♪