小学6年生の算数学習では、中学校の数学につながる大切な内容を多く学習します。「計算力」を身につけて中学校数学の学習をスムーズに!この記事では、小学6年生の算数を学習する際のポイントをご紹介します。
夏休み家庭学習のポイント
中学に備えて、教科書レベルより高い計算力を!
小学校生活も残りわずか、来春には中学進学ですね。中学校では、「算数」が「数学」に変わり、代数計算が多くなります。下の例は、中学1年生で学習する内容です。正負の計算や文字式・方程式などの代数計算がたくさん出てきます。これらの基礎となるのが、四則混合を含む分数計算力です。公文式学習で、高い分数計算力が身についていれば、恐れることはありません。
中学・高校の数学の授業でつまずく要因の多くは、小学校課程の分数計算力不足と言われています。小学校だけでなく、中学・高校と余裕をもって数学を学んでいくためにも、分数計算力を高めておくことが大切です。その力をもとに、中学校で習う正負の数や文字式の分数計算を確実に身につけていきましょう。また、図形・グラフなどの問題にも、計算力が大切であることを意識しておきましょう。
これからもKUMONの教材で確実な計算力をしっかり身につけていきましょう。
中1の1-2学期の内容例とKUMONの教材
KUMONの教材
分数のたし算・ひき算(E11~140、F31~60)
分数のかけ算・わり算(E141~180、F21~30)
分数の四則混合 (F61~130)
☆中学の学習にむけて、一日も早くH以上の教材まで進めるように頑張りましょう。
学校の主な学習内容
1.数と計算
・分数のかけ算・わり算。(分数同士、整数・小数を含む)
・文字を用いた式。
2.図形
・縮図や拡大図の意味や特徴、作図など。
・線対称・点対称の意味、作図など。
・身の回りにある形の概形からおよその面積を求めること。
・円の面積の求め方。
・角柱、円柱の体積の求め方。
3.変化と関係
・比例・反比例。(関係の理解と式・表・グラフを用いて関係を調べる)
・比例の関係を用いた問題解決の方法。
・比の意味や表し方。
4.データの活用
・代表値の意味や求め方。
・度数分布を表す表やグラフの特徴と用い方。
・目的に応じた統計的な問題解決の方法。
・起こり得る場合。
参考:小学校学習指導要領
学習指導要領では、上記の4つの事項を指導する方法として、以下のような例を挙げています。
・日常の事象を数理的に捉え問題を見いだして解決し、解決過程を振り返り、結果や方法を改善したり、日常生活等に生かしたりする活動。
・算数の学習場面から算数の問題を見いだして解決し、解決過程を振り返り統合的・発展的に考察する活動。
・問題解決の過程や結果を、目的に応じて図や式などを用いて数学的に表現し伝え合う活動。
夏休みは学力を高めるチャンス!毎日の目標枚数を決めましょう。
また、1日の中でいつKUMONを学習するか(KUMONタイム)を決めると、目標を達成しやすいですよ。
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お子さまの学習習慣やモチベーションアップにお役立てください♪