英語学習者の皆さんに「これまで学習した英語教材の中で、好きな教材または作品」とその理由を教えていただきました。
あの物語を英語で読めた!という感動
最も多く名前が挙がったのが、GⅡ教材91-100番「Alice in Wonderland」とKⅠ教材131-160番「Alice's Adventures in Wonderland」の異なる教材で2度登場する「不思議の国のアリス」。他にも「The Wizard of Oz(オズの魔法使い)」(JⅠ教材131-160番)「Pinocchio(ピノキオ)」(JⅡ教材111-130番)など、日本語で触れたことがあるような物語の英語版を挙げてくださった方もたくさん。
本や劇で見たものを英語で読んだことが楽しかった。(かんのんさん/中1/学習者本人)
こども達が知っているお話だったので、スイスイ、お話を楽しみながら読むことができました。(みるみるさん/小3/保護者)
これらのお声のように、知っている物語だと親しみやすく「あの物語を英語で読めた!」という達成感にもつながりやすいのかもしれません。
教材の内容が実体験とつながって、思い出に
教材で読んだ内容が後から体験とつながり、印象に残っているという方もいらっしゃいました。
■好きな作品:Miyajima(HⅡ教材141-150番)
宮島へ行った後、思い出しながら英語で宮島を再体験できた(めめさん/中1/学習者本人)
■好きな作品:Matilda「マチルダ」(M教材61-90番)
物語が好きで、教材をやってから興味がわいて、ミュージカルも観に行きました。教材で読んだ流れが出てきて、この部分だ!とうれしくなりました。学習とリンクしたのがよかったです。
(fukufukufu/小3/保護者)
「歌」と「ストーリー」はみんなが大好き!
教材で分けてみると、C教材までの冊子教材では「歌」が大人気。
本の最後にある歌が好きでよく聞いています。(ほっちゃんさん/小2/保護者)
上手に歌えてるね、とママが褒めてくれました。うれしかったです。(せらぽよさん/小2/学習者本人)
D~IⅡ教材では「ストーリー」を楽しみにしている生徒さんが多いようです。
子どもが、ストーリーから英語だけでなく知識を得ているし、読むのを毎回楽しみにしているので、それはやっていて良かったと思います。(みーちゃんさん/中1/保護者)
中には、お気に入りのストーリーをよく覚えていて、
家での音読時、ストーリーの意外な展開に「ツッコミを入れ、家族で笑った(まるうささん/中1/学習者本人)」
というエピソードを教えてくださった方もいらっしゃいました。
どうやって歌やストーリーを選んだり作ったりしているの?という質問もたくさんいただいていますので、Vol.4,Vol.5にて英語教材制作者の皆さんにお答えいただきます。お楽しみに!
お話を読む楽しさをきっかけに
末尾のグラフは、今回のアンケートでKUMONの英語を学習されていない方に、公文式英語についてのイメージを回答いただいたものです。「英語が好きになる」という項目については約半数、「子どもが楽しんで学習できる」という項目については6割の方が、「とてもそう思う」「そう思う」と答えてくださいました。
学習者の皆様のお声からは、「英語を好きになる」「楽しんで学習できる」要素として、「お話を読む」ことが大きな役割を果たしていることが伝わりました。
KUMONで英語を学ぶ子どもたちが、英語でお話を読む楽しさを実感しながら、英語の力を身につけていってくれることを願っています。
Vol.2の記事もご覧ください。